妊娠の判断
ここまで妊娠前の医療保険加入の重要性についていろいろお話してきましたが、そこであることに気がつくと思います。それは「その時点で妊娠しているかどうか」ということです。保険加入の大きなポイントはここにあります。
保険会社が重視するのは被保険者が妊娠しているかどうかということですから、当然ながら保険の申込における告知書の項目にも「現在妊娠していますか?」という設問があります。この設問に「はい」と記入すればもちろんですが妊娠中の扱いになります。
ところが告知書を記入する時点ではまだ検査をしていないという人もいるのです。妊娠したという自覚もない人は、実際は妊娠初期であっても、設問に「はい」とは記入しません。従って、これはおそらく妊娠中の扱いにはならないということになります。
もちろん、こうした告知の仕方等はかなり重要なことですから、保険会社には必ず確認しなければなりません。故意に妊娠初期を隠すのは絶対やめてください。妊娠後の医療保険の加入は条件付きになって確かに不利ですが、経過が順調な人の場合には、妊娠中から加入できる学資保険・こども保険などもあるので、これも検討してみてください。
こども保険というのは学資保険で、教育資金の準備を主な目的として加入する貯蓄タイプの保険です。具体的には、進学時の祝金、満期時の満期保険金を子どもの養育・教育費とするわけです。
これの満期年齢はいろいろ選べます。設定は15歳、17歳、18歳、20歳、22歳などで、子どもだけではなく、契約者になる親も保障対象です。不幸にも契約者の親が死亡した場合は、以後の保険料は免除となり、それでも祝金、満期保険金は受取れます。(こうした保障が無いタイプもあります)更に、契約者の死亡・高度障害時の、育英一時金・育英年金受け取り契約タイプもあります。
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